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わが子に伝えたい複利(ふくり)の重要性

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今日は、単利(たんり)と複利(ふくり)の違い、そして、複利の重要性について説明したいと思います。

これは、わが子が中学生くらいになったら伝えておきたいとっても大事なはなしです。

単利・複利ってなに?

単利(たんり)と複利(ふくり)を辞書で調べてみると、、、

単利...利息を毎回受け取って、元金に再投資しない運用方法

複利...利息を毎回受け取らず、元金に組み入れていく運用方法

全然意味がわからないですね。

じゃあ、ニワトリと卵を例に考えてみましょう。

例えば、ニワトリを1羽飼っているとします。

このニワトリは、1年に1個だけ卵を産みます。

(ニワトリは元本、卵は利息を意図しています。)

その産んだ卵(利息)を毎年産まれるたびに受け取って食べる。

 これが単利です。

それでは、その卵を食べずに、羽化(再投資)させてみたらどうなるでしょうか?

羽化したニワトリも卵を産むことができるので、翌年には、2羽のニワトリが計2個の卵を産みます。

じゃあ、その卵も食べずに、さらに羽化させてみたらどうなるのでしょうか?

2羽のニワトリと羽化させた2羽のニワトリで4羽のニワトリがいることになるので、計4個の卵を産んでくれます。

これが、まさしく複利です。

単利の時には、年あたり1個しか手に入らなかった卵が、複利によって、年毎に1個→2個→4個とどんどん増えていくわけです。

なんとなくイメージがつきましたでしょうか?

絵で描くとこんなイメージです!
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...こ、これはひどい。

なぜ自分の画力を知りながら絵で表現したのか。

もう2度と絵で表現するのはやめようと思います。

まぁ、色々ツッコミどころはありますが、要するに、複利での運用、つまり、利息(卵)を受け取らずに、再投資に回しておくと、将来的にさらに大きな利息(たくさんの卵)を得ることができるよ!ということです。

じゃあ、次は、実際のお金で計算してみましょう。

例えば、100万円持っていて、それを投資によって年間5%の利益をあげられるとします。

そして、そのお金を単利で運用した場合と複利で運用した場合に30年後にどのくらい違うのか確認してみましょう。

計算した結果がこちら。

■100万円を年利5%で30年預けた結果
単利の場合:250万円
複利の場合:約430万円!!

すごくないですか??

単利で運用した場合と複利で運用した場合で、約180万円くらいの差額が発生しています。

複利で運用するだけで、180万儲けることができるのです。

複利で運用していると雪だるまのように利益がどんどん膨らんでいきますね!

年ごとの推移は下記のとおりです。

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グラフで見ると、複利の場合には、年を重ねるにつれて、合計が大きく伸びているのがわかりますね。

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このように複利は利益を爆発的に大きくするパワーを秘めているのです。

これから、投資についてもブログで紹介していきたいと考えていますが、複利は投資を考える上で非常に重要になるのでしっかり理解できると良いですね。

下記のような複利を計算してくれるサイトもあるのでぜひご活用ください。

guide.fund-no-umi.com

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。