DaiGoの「自分を操る超集中力」に学ぶ超集中力を生み出す7つの方法(後編)
メンタリストDaiGoさんのベストセラーにもなっている書籍「自分を操る超集中力」の中で紹介されていた超集中力を生み出す7つの方法の中から4つを紹介します。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2016/05/27
- メディア: Kindle版
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前回記事はこちら。
超集中力を生み出す7つの方法(後編)
④感情
フロー体験という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ゾーンに入るとも言うかもしれません。
フロー体験とは、自分自身の「心理的エネルギー」が、100%今取り組んでいる対象へと注がれている状態のことです。
わかりやすく言うと、時間が経つのも忘れるくらい集中している状態ってことですね。
このフロー体験をするためにはいくつかの条件があるそうです。
◆フロー体験を手に入れる4つの方法
- ちょうどいい難易度のものに取り組んでいる
取り組んでいる内容が本人の能力と照らし合わせて難易度が高すぎず、簡単すぎず、能力のすべてを出し切らなければ達成できないレベルであること。
確かに高すぎる目標って全然取り組む気になりません。
逆に絶対クリアできるような課題は集中力も高まりませんよね。 - 取り組んでいる対象へのコントロール感覚がある
取り組んでいるものを自分が自在に操っているという感覚を覚えること。
新しくスポーツを習い始めた場合、初めは思うようなプレーができずに全然集中できませんが続けていく中で徐々に自在に操れるようになる感覚ってありますよね。 - 直接的なフィードバックがある
取り組んでいることから即座にフィードバックが返ってくることも重要。
読書なら「おもしろい!」「続きが気になる!」
スポーツなら「うまくいった!」「失敗した!」
などといった反応が自分の内面に響き、喜びや悔しさの感情が呼び起こされる状態であること。 - 集中を妨げる要素がシャットアウトされている
何らかの理由で行動が中断される恐れがないこともフロー体験する上では非常に重要。
「自分を操る超集中力」に学ぶ超集中力を生み出す7つの方法(前編)の中でも紹介しましたが、人は集中し始める時により多くのエネルギーを消費するので、作業を中断されるとまた一から集中し直さないといけません。
⑤習慣
高い集中力を発揮しなければできなかった作業も、習慣化することで集中せずに処理できるようになります。
わかりやすい例としては「歯磨き」でしょうか。
高い集中力を発揮しなければいけないかはさておき、集中してやるぞ!なんて思いながらやっている人はあまりいないと思います。
無意識とまではいかないまでもストレスなく取り組めていますよね。
あれこそがまさに習慣化の結果。
歯磨きくらい当たり前にできるようになればそれこそ習慣化できた証じゃないでしょうか。
歯磨きを一つのバロメーターとして習慣化を目指してみると良いですね。
あと、けんすうさんの習慣化に関するこちら記事もめちゃくちゃオススメなのでぜひ読んでみてください。
◆選択疲れを減らす習慣を身につける
選択する数が多く、「迷い」が多ければ多いほど脳が疲れて集中力が低下します。
つまり日々の生活の中で選択する場面が少ないほど集中力は上がるということになるので、意識的に選択する機会を減らすような習慣を身につけることが大切です。
本書ではスティーヴ・ジョブズの服装が例として紹介されていました。
ジョブズといえば、黒のタートルネックにデニムのパンツのイメージですが、あれば「毎日の服を選ぶ」という選択をなくすための工夫だそうです。
なんと同じ服を7着用意しているのだとか。
7着同じ服を用意するのは難しくても、服装の選択肢を限定するのは良いかもしれませんね。
⑥運動
◆運動の結論は結局これ!
DaiGoさんによると様々な研究により運動に関して下記のことが判明しているそうです。
- 20分の軽い運動をした後の3〜4時間は認知能力、集中力や考察力が高まる。
- 運動する習慣には、脳そのものを強化し、疲れにくくする働きがある。
- 運動には人の感情をポジティブにする働きがある。
私も過去に様々な健康や運動に関する書籍を読んできましたが、集中力はもちろんのこと健康的な状態を保ち、ストレスを低減させるには「適度な運動」が必要、結局これに尽きるという結論に至りました。
毎日2時間のトレーニングなんてハードルをあげずに週2回、1回20分程度のジョギングから初めてみたいところですね。
⑦瞑想
瞑想の効能は脳科学の分野でしっかりと認められ、脳が瞑想に慣れていくると集中力や注意力が向上することがわかっているそうです。
これだけでなく他にも様々な効能が確認されています。
◆瞑想で得られるもの
- リラクゼーション反応
- 集中力アップ
- 緊張や不安に強くなる
- 感情のコントロール力が強くなる
- 体脂肪が落ちる
- 睡眠の質が向上する
◆やり方はいたってシンプルに。
あまりやり方に固守しても続きません。
まずはDaiGoさん流にこちらの2つのポイントを守って続けることに注力してみます。
- 体を動かさず、じっと座る
・背筋を伸ばした状態で、イスもしくは床に座ります。
・静かに目を閉じ、両手は膝の上におきます。 - ゆっくりと呼吸する
・鼻からゆっくりと息を吸い込み、口からゆっくり吐き出します。
・7秒かけて吸い、7秒かけて白というペースが一つの目安です。
これからどう活かす?
瞑想は過去にも何度か挑戦したことはありましたが、効果を充分に確認する前に挫折した経験が何度かあります。
これを機に懲りずにもう一度挑戦してみたいと思います。
初めからハードルを上げると絶対続かないので、まずは朝と夜に3分ずつを2週間続けるとことから始めてみます。
効果が実感できるようになってくると続けるモチベーションもあがってくると思うので、効果がでるまでは我慢強く続けていきたいですね。
こちらで紹介した以外にもたくさんの集中力を高めるテクニックが満載なのでぜひ書籍でも読んでみてください。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2016/05/27
- メディア: Kindle版
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最後までお読みいただきありがとうございました。